胡蝶蘭の扱い方
長時間ラッピングされたままですと、;鉢の中が蒸れて根腐れの原因になります。
ラッピングは、すぐに外した方が良いですが、3日ぐらいまでを目どに外して下さい。
温度は15℃~25℃で、風通しの良い場所が最適です。
<夏の胡蝶蘭ご注意ポイント>
♢室内の場合
室内でも日差しが強すぎると葉焼けの原因となります。
レースのカーテン2枚越し程度の明るい日陰が良いです。
エアコンを切るなどで、室温が上がってしまう場合には、少し窓を開けて風通しを良くしてあげると良いです。
エアコンの影響で室内の乾燥が進んでいる場合は、鉢の周囲を霧吹きで加湿してあげると良いです。
♢屋外の場合
明るめの日陰においてあげて下さい。強い日差しを浴びない様に遮光ネットを利用しても良いでしょう。
鉢の中が蒸れると根腐れの原因になりますので、風通しの良い場所に置いてあげて下さい。
雨にあたると病気になりやすくなりますので、お気を付け下さいませ。
<冬の胡蝶蘭ご注意ポイント>
冬はなんといっても、寒さ対策が必要です。
室温が低いと、お花が早く萎えたり、つぼみが咲かずに終わってしまうことがあります。
お花を咲かせるには、温度が15度前後は必要となります。
日中はレースのカーテン越しの柔らかい日光が当たる場所に置いてあげて下さい。
気温の下がる夜間は部屋の中心に移動させ、段ボールで覆うようにして保温してあげて下さい。
胡蝶蘭は直射日光を好みません。レースのカーテン越しの日光が当たるくらいが最適です。
エアコンの風が直接当たる場所は避けて置いて下さい。
胡蝶蘭の水やりは控えめに、主に根元に潅水します。
お花にお水がかからない様にご注意下さい。開店祝いの胡蝶蘭が、屋外に飾られている場合がありますが、雨に当たらない様に避難させてあげて下さい。
水を溜めたまま長期間放置しますと、根腐れの原因となりますので一度に多くの量を与えないようにしてください。
 胡蝶蘭のみずやりは、控えめが基本です。
下記の表を目安に、根本が乾いていることを確認してから、お水をあげて下さい
春 | 根元への潅水は、1週間から10日に1度程度 |
---|---|
梅雨 | 根元への潅水は、2週間~3週間に一度程度 水のやりすぎは、病気や根ぐされの原因となります |
夏・秋 | 根元への潅水は、1週間~10日に一度程度 |
冬 | 根元への潅水は、2週間に一度程度 暖房の効いている時間帯に潅水してください |
ぜひ二度目のお花にチャレンジしてみて下さい。
花が落ちましたら、支柱をはずします。茎の下から数えて4節目の少し上を切ります。
そこからまた花芽がのびて、花を咲かせます。
お花が咲くのは温室で2~3月、常温ですと5月くらいです。
ナチュラルな胡蝶蘭をお楽しみ下さいね。